夜泣きの悩み、小児はりを受けてみませんか?
高橋鍼灸院
高橋鍼灸院のブログ
冬至からの四十五日間は、冬の中でも特に寒さが厳しい時期です。
中国には「重病難過冬至節」「冬至是老人関口」ということわざがあります。これは、「冬至を過ぎると一層寒くなり、重病人や高齢者の体調が急変しやすい時期なので注意が必要」という意味です。また、この時期はインフルエンザウイルスなどが流行しやすい危険な時期でもあります。
冬は汗などの身体の水分を貯蔵し、冬眠するように体の「氣」の消耗を最小限に抑えて過ごしましょう。これを「養陰」「養蔵」といいます。
冬は地球の気が隠れるかのようにこもり、動物たちは自然の摂理に従って冬眠に入ります。私たち人間も同じく、できるだけ長い睡眠をとることが良いとされている季節です。これは来年の春に向けて伸び伸びと活動するためのエネルギーを蓄えるため。体の活動量を夏より抑え、体が温まる肉類を多めに食べることで、効率よくエネルギーを補いましょう。
冬至からの四十五日間は、補養が一年で最も重要。栄養豊富な肉類などの高カロリーな食事を取り、ゆっくり休むことが養生のポイントです。