梅雨どきは湿気にご注意!
高橋鍼灸院
高橋鍼灸院のブログ
「鍼ってどうして効くの?」と不思議に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
簡単に言うと、ツボに鍼をするから効くのですが、もう少し詳しくご説明します。
東洋医学の考え方では、自然界には「氣」(き)というものが存在します。
そして人間の身体にも氣の流れがあります。
目には見えませんので、古の中国の人々が長い年月をかけて、氣が体内のどこをどう流れているか調べ、情報を蓄積していきました。
この体内にある氣の流れのことを、「経絡」(けいらく)といいます。
経絡とは体内のネットワークのようなもの。
その中を氣がめぐり、人の身体や心を成り立たせています。
東洋医学では、五臓六腑と経絡の氣が乱れると、外因である邪気(熱さ、寒さ、湿気など)が入り込んで、発病すると考えられています。
その氣の乱れがあらわれてくるのが、いわゆる「ツボ」(経穴・けいけつ)です。
そのツボになんらかの方法で刺激を与え、氣の流れを正しく調整するのが東洋医学での治療です。
鍼をするとき、どのツボに鍼をされているか?
ぜひチェックしてみてくださいね。
takahashinkyu より投稿